2018年12月24日昼公演。映画の話など
こんばんは、南方です。もう年末ですね。年末は大寒波がくるとかこないとか。
さて、南方も公演納めしてきました(おそらくカウントダウン公演はあたらない)ので、その感想を書いていこうと思います。
それと映画の話もできたらと思います。
良かったコンサート良かった公演って何ですか?
この映画というのは、もちろん、映画「アイドル」のことです。
【予告編公開!】ドキュメンタリー映画「アイドル」2018.10.19 ROADSHOW
いろいろな見方ができる映画であり、それこそスポーツ系青春映画としてみることもできると思います。
南方は結局5回見ましたが、南方の中で感想を一言で表すなら、
「伝えるって、教えるって難しい」
ってことなんだと思います。
ネタバレになるので、最小限の話の内容を書くならば、この夏いろいろSKE48にはあって、その中でいいことも予想外のことも起こったけど、みんな全力で頑張りましたという話です。
その中で、気持ちに一体感がないと焦る先輩メンバー、注意しなかったことを後悔するメンバーなどが出てきます。
映画の中でもとあるメンバーが、「アイドルって答えがないから」という話すくだりもあり、正解がないからこそアイドルとしてやっていくために、何を教えるべきか、気づかせるべきかっていうのは、いわゆる先輩メンバー、10年近くやっていたとしても答えることは難しいものなのかもしれませんね。
南方もアイドルっていうくくりで話すほど、アイドルについて知っている訳ではありませんが、南方が好きなSKE48というグループの中で良かったコンサート、良かった公演とはと聞かれるとたぶん答えは一つです。それは
「メンバー、そしてスタッフまでも全力を出し尽くしたかどうか」
常に経験不足のメンバーがいる中の全力のパフォーマンス
SKEには現在8期までのメンバー(おそらく年末か来年には9期も正式に加入する)がいます。
つまり、来年コンサートをするとなると、アイドル歴が1年に満たない人から、10年を超える人が一つのステージの上に立つわけです。これは、間違いなく経験に差がでます。当たり前ですよね。
そもそもアイドルは顔の身長も運動能力も歌唱力も年齢もバラバラです。さらに、それぞれが持つ理想のアイドル像もバラバラ。どんな風なパフォーマンスが正解なのかを説明するのはメンバーもそれこそ舞台監督さんであっても難しいものなのかもしれませんね。
アイドルとして1曲を通しての表現に自信があるメンバーもいれば、一曲の歌割の一瞬の表現の良さに勝負をかける人、どちらも正解なんだと思います。
もうSKEを応援して、8年近くになるわけですけど、いいダンスっていうのは、南方にはよくわかりませんが、迷いがあるかないかはすぐにわかりますし、その自信のなさっていうのは表現を曇らせてしまいます。
だから、どんな公演であれ、コンサートであれ、全力でやり切ってほしいし、後悔のないパフォーマンスをしてほしい。その全力さを見るのは素人のファンな訳で、そういうのが伝わってこないなら、先輩メンバーが伝えていかなきゃいけないものなんだと思います。きっと自分自身だけなら、甘えも出てしまうのもなのですから。
ダンススキルとかももちろん重要ですけどね。
映画の中で語れる、「コンサートはやらなきゃだめだ。全メンバーが顔を合わすことが大切」というのは真理だと思います。
スクランブル出演した23日夜公演。
ちょっと話は変わりますが、23日夜公演、南方の推し、なるぴーちゃんがスクランブル出演しました。1時間ちょっとで全体曲のやったことのなかったポジションを覚えたみたいですね。
それ自体でももちろんすごいことですが、その日のブログに書かれていたのは、同じく急遽ユニット曲を覚えたよこにゃんのことや、練習に手伝ってくれたゆうゆのことです。彼女たちはなるぴーから見て後輩にあたります。
南方の言う「全力」はこういう、一人一人が自分のできることを最大限に発揮すること。これはステージ上だけでなくて、ゆうゆにとってはなるぴーの覚えるのを手助けしたことが、全力にあたるんだと思います。そういうのに先輩だからとかの固定概念があるとよくないですよね。そういう意味で、後輩をたよったなるぴーも流石ですが、手助けしたゆうゆはもっと褒められるべきと思います。
さらに実際のステージでは、さらなるハプニングが起きて、あみちゃんも一時的に出れなくなったのにも関わらず、当然のようにポジションを変えて何事もなかったようにパレオを演じて見せたぴよすがいて、もともとのユニットだからアンダーは出演できなかった、かのちゃんやあいあいの気迫、それを全体で調整していたちかこがいてDMMで見ていただけですけど、これは面白いなと思いました。
オリジナルメンバーと若手とD3
さて、そんな流れの中できた24日の昼公演。青春ガールズ公演はいろいろあって、現在はチームの枠を超えた公演になっています。
青春ガールズ公演が始まった時研究生だったメンバーは現在15人。さらに初日メンバーだった人に限るとさらに少なくなります。それにあゆかゆうかたんの若手メンバーとドラフト3期生での構成でした。
だから年齢的にはかなり若いし、経験不足はあるんだと思います。実際細かくみれば、ミスもでてました。でもそれぞれが自分のしたいパフォーマンスができていて、今年一番面白い公演でした。
オリジナルメンバーだからとか後から加入したからとか、そんなのが感じさせないのが良かったと思います。
なるぴーに関して言えば、「バージンラブ」とかのセクシーな表情は今年の最初の方とは比べものにならないくらい力をつけてましたし、「転がる石になれ」では最後の首振りだけで、見に行く価値があると思うレベルでした。
なにより、なるぴーの南方が一番評価しているところは、スタンドバイユーの歌い終わって、最後間奏にはいる前のジャンプ。これが一番全力で、高かったこと。とても50m走11秒台とは思えないw。ここまで、意識できるメンバーが一人いるってだけで、他のメンバーも気が抜けませんよね。
結局公演は、組み合わせで変わる芸術。メンバーの「心、技、体」が良いことが重要だ思うんですけど、常に、心と体が16人最高の状態にそろうことなんてないのかもしれません。どこかに不安を持っていることがあったとしても、仲間と分かちあえば、良いところがでると思っています。
アイドル像というのも同じ。もちろん可愛い顔が崩れない方がいいと思う人はなるぴーの首振りが「やり過ぎ」と思うかもしれません。でも16人いれば、そういうタイプから、立ち姿が絵になるあゆかや愛らしい表情のできるゆうかたん、そして安定して俯瞰して物事がみれるほのの。ラビュリーズだけみても、いろんなタイプがいてみんないい。
それが16人の組み合わせでみれた、24日の青春ガールズ公演は最高だったなと思いました。
1回のことにも全力を尽くせるかどうか
さて、公演は最後にダブルアンコールでクリスマスメドレーがあって終演しました。
クリスマスの仮装して、盛り上げてくれた、マネージャー、劇場スタッフ、カメラマンだけでなく、このメドレーをアレンジした監督さんや、昼公演でパンダ衣装が長いことを指摘されて、夜公演までに調整した衣装班。。。今年も一年感謝の気持ちでいっぱいです。それぞれ、1回1回の公演のために全力を尽くしていだたけていると思いますし、本当に感謝、感謝です。
昨日に直接かかわらないにしても、映画を製作した方やラジオ、テレビ、そして各種イベントに呼んで頂いている、各種関係者の方々にも、感謝しなくてはならないですよね。
映画の中で、近い将来の目標である大型コンサート。正直それが実現するのは、まだまだ遠いなと思います。でもたどり着けない距離ではない。だって、こんなにいいメンバーやスタッフがいるのですから。
1公演されど1公演。どうやったら、面白くなるか、どれぞれの良さがでるか、それぞれの曲の出演メンバーの選定だけでなく、一つの衣装、一つの証明、一つのカメラ割、、、ぞれぞれのこだわりがたくさんぶつかって来年も良い景色が見れるように、応援していきたいと思います。来年もよろしくお願いします。